【フランス】Fred Soul「La Comédie des silences」~静寂と世界を旅する音

FRED SOUL – la comédie des silences

フランスの作曲家兼ピアニスト兼パーカッショニスト Fred Soul(フレッド・ソウル)の2016年11月に発表された最新アルバム(おそらく2作目)『La Comédie des silences(静寂のコメディ)』。
フランスのニュースサイトで紹介されてて気になって聴いてみたら、それはそれは素晴らしいアルバムだったのでご紹介します。

芸術家の家庭に生まれた Fred Soulは、5歳の時から父親と一緒にコンサートで演奏するなどの音楽活動を開始。
ヨーロッパのクラシックに影響を受けたピアノと、東洋の伝統音楽に影響を受けたパーカッションという異なる音楽文化を背景に、作曲とインプロヴィゼーション(即興演奏)で、過去と現在、西洋と東洋を繋ぐ架け橋のような音楽を創り出しています。

1996年に最初のアルバム『Voilé de Sépia』を発表しているようですが、情報が少なく詳細未確認(オフィシャルサイトで抜粋が試聴できます)。
その後は演奏者として、セネガル出身の女性歌手 Julia Sarrや、日本でも人気のベトナム系フランス人ギタリスト Nguyên Lê(グエン・レ)の作品などに参加しています。

今回のアルバム『La Comédie des silences』は、ブックレットに書かれた本人のコメントによると、80~90年代に作った曲を集めたもので、20世紀のフランス音楽へのトリビュートになっているとのこと。
もともとはインストゥルメンタルだったそれらのレパートリーを、アフリカや南米の音楽や、様々なミュージシャン、シンガーたちとの出会いとコラボレーションを通して、現在に蘇らせたものになっているそうです。

アルバムのブックレットはオフィシャルサイトの「Discography」にて見ることができます。
Discography | Fred Soul – Site Officiel
FRED SOUL – khata kheli – la comédie des silences project – ft Julia Sarr / Ousman Danedjo

アルバムには、前述した Julia SarrNguyên Lêの他にも、アフリカ音楽を追求するフランスの若手男性アーティスト Ousman Danedjo(多くの曲でヴォーカルを担当しています)や、ギニアの歌手 Sekouba Bambino、チュニジアのヴァイオリン奏者 Jasser Haj Youssefなど、様々な国のアーティストが多数ゲスト参加しており、まさに世界を旅する音といった感じの豊かさ。
と言っても、あくまで基本は Fred Soulの繊細で美しいピアノが中心にあり、アルバムタイトルのとおり「静寂」の中に旅情と人間味あふれる音楽要素が溶け込んだような作品集になっています。
心地よくも深い。ハマります。是非っ!

La comédie des silences by Fred Soul on Spotify

FRED SOUL – Teaser – Nouvel Album – 10 novembre 2016

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