フリート・サンプラー~珠玉のブラジリアン・サイケ!!!

ピンクのキノコ頭で奏でる幽玄サイケデリック・フォーク

Clipe – Frank Black Meeting Calling Days(2015)

ブラジル、サンパウロのバンド「セレブロ・エレトローニコ(Cérebro Eletrônico)」の中心人物である、タタ・アエロプラーノ(Tatá Aeroplano)の変名「フリート・サンプラー(Frito Sampler)」名義でのアルバム『Aladins Bakunins』が発表されました。

緑をバックにピンクのマッシュルーム頭でお茶をキメてるアートワークからも想像される通り、これがもうサイケデリック・ポップ趣味全開のフラワーでピースなアルバム。

サイケデリックにもいろいろありますが、ガレージ系のサイケ・ロックよりも、もっとアコースティックな、フォーク寄りの音が中心になってます。
飛び道具も少なめで、あくまでメロディーはポップで美しく、なんともいえない隠れ名盤の雰囲気が漂います。

後期ビートルズやドノヴァンから、デヴェンドラ・バンハートなどが好きな方におすすめ。

オフィシャルサイトの「BAIXE O ÁLBUNS」のページからフリーダウンロードできる他、YouTube公式チャンネル、AppleMusicなどでも配信されています。
Tatá Aeroplano

Frito Sampler – Aladins Bakunins (Full Álbum)

タタ・アエロプラーノについて

2003年にデビューしたサンパウロのバンド「セレブロ・エレトローニコ」は、ブラジル60年代のトロピカリズモから、マンチェスターやシューゲイザーなどの現代UKロックまでに影響を受けた音楽性のグループで、その結成時からの中心人物がタタ・アエロプラーノ。
これまでに4枚のアルバムを発表しています。

Cérebro eletrônico “Pareço Moderno”(2008)・・・2008年の同名アルバムよりスタジオライブ映像

それと並行して、彼が別名義で結成した「ジャンボ・エレクトロ(Jumbo Elektro)」というバンドがあり、そこでの名義が「フリート・サンプラー」。
ジャンボ・エレクトロは、セレブロ・エレトローニコよりももっと遊び要素が強いサウンドで、電子音やサンプリングなどを駆使した愉快な作品を発表しています。
(ファーストアルバムのサブタイトルが「the Very Best of Jumbo Elektro」で、1曲目のタイトルが「Jumbo Live at Budokan」なので相当ふざけてます…笑)

Bossa Japa Nova – Jumbo Elektro – Freak To Meet You(2004)・・・あやしげな日本語が炸裂するレトロ・フューチャー・ボッサ←

2012年にはタタ・アエロプラーノ名義での初ソロ・アルバム『Tatá Aeroplano』を発表。
2014年には2枚目の『Na Loucura e Na Lucidez』を発表し、次は3枚目来るか!?と思ったらまさかのフリート・サンプラー名義だった、という。
多彩な才能と遊び心を持ったアーティストですね。

関連リンク:
Tatá Aeroplano
Cérebro Eletrônico

参考:
Eu Ovo: FRITO SAMPLER É O SEU AMIGO PSICODÉLICO

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