【おすすめ新譜】Mohamed Abozekry『Karkadé』~ウードとハイビスカス【アラブ・地中海】

エジプト出身で、現在はフランスのパリを拠点に活動する若き天才ウード奏者 Mohamed Abozekry(モハメド・アボゼクリー)。
2016年9月23日にリリースされたニューアルバム『Karkadé』がすごく良かったのでご紹介しておきます。

1991年エジプトのカイロに生まれた Mohamed Abozekryは、子供の頃から Arabic Oud House(ウード演奏の専門学校)で世界的に活躍するウードの名手 Naseer Shamma(ナスィール・シャンマ)のもとで学び、その後、大学進学で2009年からフランスへ移住。そこで出会った友人たちと、ジプシージャズと中東の伝統音楽を融合させたようなユニークな音楽性のバンド「Heejaz」を結成し、本格的に音楽活動を開始。
2013年に Mohamed Abozekry & Heejazとしてファースト・アルバム『Chaos』を発表。
2015年には2作目の『Ring Road』を発表しています。

Heejazはギター、パーカッション、コントラバスというトリオ編成のジャズバンドで、そこにMohamedのウードが加わり超絶技巧プレイとスリリングな即興を繰り広げるようなスタイル(それもまた最高)ですが、今回の新作はMohamedのソロ名義。
Mohamedのウードの他、ネイフルート、ヴァイオリン、パーカションという編成で、より古典音楽寄りのサウンドになっています。中東~地中海音楽ならではの複雑なリズムや哀愁のメロディも満載。心地よく酔わされます。

Mohamed Abozekry – Karkadé (Live)

アルバムタイトルの『Karkadé』は「ハイビスカスの花」を意味する言葉で、エジプトで伝統的に飲まれているハーブティー「ハイビスカス茶」に由来するもの。祖国の伝統を守りながら音楽的挑戦を続けていく彼の活動を象徴しているようです。

AppleMusicやSpotifyでも配信されています。

Karkadé by Mohamed Abozekry on Spotify

Mohamed Abozekry – Retour [Official Audio]

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