「北東部の鬼才」シルヴェリオ・ペソアの新作はジャクソン・ド・パンデイロ作品集

(UPDATE )

ブラジル北東部の《リズムの王様》が現代によみがえる

ブラジル北東部(ノルデスチ)の鬼才アーティスト、シルヴェリオ・ペソアの新作『Cabeça Feita』は、北東部音楽の偉大なる先人、“リズムの王様(o Rei do Ritmo)”ことジャクソン・ド・パンデイロの作品集。

ジャクソン・ド・パンデイロ(Jackson do Pandeiro/1919.08.31~1982.07.10)は、ブラジル北東部パライバ出身のミュージシャンで、北東部の音楽の中でも軽快な「コーコ(Coco)」というリズムを得意とし、パンデイロ(=タンバリン)を叩きながら歌う、コミカルな芸人歌手的なスタイルで、多くのヒット曲を残しました。
ジルベルト・ジルがカバーしてヒットさせた「シクレッチ・コン・バナナ(Chiclete Com Banana)」や、ベイビー・コンスエロ(ノーヴォス・バイアーノス)が歌った「ジリギドゥン(Ziriguidum)」などが有名です。
Jackson do Pandeiro – Chiclete com Banana – YouTube

そんな愉快なジャクソン・ド・パンデイロの音楽を、北東部の伝統音楽を現代的に再構築して蘇らせる鬼才、シルヴェリオ・ペソアが歌うとどうなるか?
そんな楽しい刺激がいっぱいのアルバムになっています。

シルヴェリオ・ペソアとは?

シルヴェリオ・ペソア(Silvério Pessoa/1962.01.06~)はブラジル北東部ペルナンブーコ出身の音楽家。
元々は銀行員で、大学では教育学や宗教学を学び、教職もしたことがあるというインテリ・ミュージシャンです。

1994年に、レシーフェのマンギビート系バンド「カスカブーリョ(Cascabulho)」のメンバーとしてデビュー。
2000年にソロ活動のために脱退し、アルバム『Bate o Mancá – O Povo dos Canaviais』をリリース。
それを出発点に、フォホーやフレーヴォ、マラカトゥなどのブラジル北東部の伝統音楽に、パンクやヒップホップ、電子音楽などの要素をミクスチャーした実験的で意欲的な作品を次々と発表していきます。

CLIP SILVÉRIO PESSOA – NAS TERRAS DA GENTE(2006)

2006年のアルバム『Cabeça Elétrica, Coração Acústico』収録曲。「エレクトリックな頭脳、アコースティックな心」というアルバム・タイトルがかっこよすぎ。

SILVÉRIO PESSOA – NO GRAU(2011)

2011年のアルバム『No Grau』のタイトル曲。

ディスコグラフィー

Bate o Mancá – O Povo dos Canaviais(2000)

Batidas Urbanas – Projeto Micróbio do Frevo(2002)

Cabeça Elétrica, Coração Acústico(2004)

Projeto Ciclos(2009)

No Grau(2011)

Collectiu – Encontros Occitans(2011)

ForrOccitània – Silvério Pessoa & La Talvera(2012)

Cabeça Feita – Silvério Pessoa Canta Jackson do Pandeiro(2015)

Cabeça Elétrica, Coração Acústico ao Vivo(DVD/2005)

オフィシャルサイト

Silvério Pessoa – Cabeça Feita – NOVO CD
silverio pessoa – YouTube
Silvério Pessoa(Facebook)

参考:
Silvério Pessoa – Wikipédia, a enciclopédia livre
Jackson do Pandeiro – Wikipedia, the free encyclopedia

Popular Posts

Latest Posts

Tweets